取材日記 Part.Ⅱ 諸江克昭先生(フェンシング部顧問)

今年4月に武高に赴任されたフェンシング部顧問、諸江克昭先生。

リオデジャネイロオリンピックに出場した、フェンシング日本代表6人のうち、4人を高校時代に指導した名将。メディアでの露出も多く、フェンシング界でも名だたる指導者です。

オリンピアンを育てた諸江先生は、いったいどんな指導をしてきたのでしょうか?

その秘密を探るべく、取材へ行ってきました。

フェンシングに出会ったのは、藤島高校時代。

フェンシング部に入部したものの、顧問の先生はフェンシング経験がなく、他に指導者もいない。先輩から教えてもらったことが全てで、しかも、初めて県外に出て戦ったのはインターハイだったとか。

見たこともない技、戦い方などを目の当たりにし、愕然としたそうです。

学生時代に素晴らしい指導者に巡り合えなかったということから、自分自身がそういう環境を子ども達に与え、良き指導者になろうと思ったそうです。ちゃんとした練習の環境を整えれば、子ども達は必ず成長する。そんな熱い想いをもって、武生商業で指導を開始しました。

「私は高校時代のたった3年間しか指導していない。種をまいただけ。」とオリンピアンを育てたことにも謙虚に話す諸江先生ですが、そこには常に、厳しいだけでなく、理論に基づいた指導と、自分で考え行動させるという理念があります。

さて、そんな諸江先生ですが、赴任してきた武高の生徒に対して、どんな印象を受けたのでしょうか? また、進学校での指導法の違いはあるのでしょうか?
まだまだ続く、取材日記。続きは、12月発行のPTAだよりをご覧ください。

お楽しみに♪