令和5年度 福井県立武生高等学校PTA会長方針

令和5年度 福井県立武生高等学校PTA会長方針


武生高校PTA会長
宮本 理

「子どもたちのために」

2022年、高等学校の学習指導要領が改定されました。その内容では、社会で求められる資質や能力を育み、生涯にわたって探究を深める未来の創り手としての学びを得ることがこれまで以上に必要である、とされています。

「子供たちが各教科の特質に応じた見方・考え方を働かせ、知識を関連付けることでより深く理解する。」「情報を精査して問題の解決策を考えだす。」「考えを基に創造する過程を重視する。」といった学習の充実が求められているのです。

まさに目まぐるしく変化する社会に対応できる、そのようなこれからの社会を生き抜く力の育成が重要視されています。

しかし、その腰を折るようにコロナ禍は4年目に入り子供たちに大きな影響を与え続けています。また、最終的に収束したとも言えない状況です。

しかし、今年度においては、様々な制限が緩和の方向を向いていることも事実でありますから、コロナ感染に注意を払いながらもPTA活動を前向きに進めていければと考えています。

コロナ禍以前の活動と同様にとはいかないまでも、学校における公の制度だけでは行き届かないところをできるだけPTAの活動を通して補っていければと考えています。もちろん子供たちのためにです。

我が子に充実した高校生活を送ってほしいという願いはどの保護者も同じではないでしょうか。

また、PTA活動を行う中で保護者同士はもちろん先生方との意見交換の場として大いに利用をしていきたいと思います。そうすることで、学校や先生方からの要望を把握し、また学校への要望も伝えていきたいと思います。

保護者同士、または学校との連携を図っていくことは、子供たちにとってもプラスの影響を与えていくのだと思います。

最後に、PTAの活動をより良いものとするために改めて保護者の皆様にはPTA活動への積極的なご参加をお願い致します。併せて、活動に関する多くのご意見をお聞かせ願います。1年間、どうぞよろしくお願い致します。